大名としての力量が試される

「合戦」

大名部隊の周辺で戦闘が発生している場合は、一気に決着をつける策として「合戦」を仕掛けることができる。
「合戦」を仕掛けると付近の敵味方が一つの戦場に集まり、その雌雄を決する。
刻一刻とリアルタイムに変化する戦場で、全体の戦況を見極め最適な指示を与える、大名としての采配が大きく問われる場面だ。
戦術は千差万別

基本戦術

合戦で勝利するには、敵をすべて撃破する、敵の士気を0にする、敵の「退き口」をすべて破壊する、大名を討ち取る、のいずれかが必要となる。
敵をすべて正面から撃破するのが正攻法だが、複数の部隊で敵を挟撃することで戦いを有利に進めることもできる。
少ない被害でより大きい戦果を得るためには、戦前の軍評定で敵味方の布陣から挟撃可能地点を予測し、そこに誘い込んで敵を壊滅するような戦術が有効となる。
戦局を見極めよ

軍評定

開戦前に行う軍評定(いくさひょうじょう)では、武将の出陣場所を決める布陣の変更や、作戦を確認できる。
誰をどこに向かわせるか、事前の計画が重要になる。
自ら判断して動く

家臣

合戦に参加した家臣は、勝利に導くためにさまざまな行動を取る。
プレイヤーに指示されずとも制圧できそうな要所を狙ったり、連戦続きの味方と交替して味方を休ませたり、敵が進軍したスキに空いた退き口を狙ったりと、頼りになる存在として活躍するだろう。
家臣の行動や提案を積極的に活用して勝利を目指そう。
采配が勝敗を左右する

応用戦術

大部隊で攻められたときでもあえて合戦を仕掛けることで、逆転を狙うことも可能。敵の進軍ルートに防御の高い部隊を布陣させて食い止めつつ、要所を制圧して敵の士気を下げることができる。
また、大部隊といっても実情は国衆の部隊や忠誠の低い部隊も含まれるので、戦いに消極的な部隊を狙って攻撃することで敵の士気を下げることもできる。いかに敵の弱点を突けるかが勝敗を大きく左右する。
戦国にその名を轟かす

威風

合戦で勝利すると、その名声が「威風」となって他勢力に影響を与える。周辺の城や郡がプレイヤーに寝返ることも。
敵部隊が多ければ多いほど威風の影響は強くなり、野戦で敵を撃破した以上の戦果を得られるため、積極的に合戦での勝利を狙うことも天下統一への近道となる。

戦況を左右する

「要所」

合戦の戦場には“要所”が点在しており、制圧することで戦いを有利に進めることができる。
なかには崖下の敵部隊に対して「落石」が可能になるといった特殊な要所も存在する。
また、一部の武将は戦況に大きな影響を与える特性や戦法を所持しており、彼らの力をいかに引き出すかも重要な要素となる。
地形を味方につける

高低差

合戦場には高低差があり、高台の要所を制圧すると崖下にいる敵部隊を射撃できる。
敵に大ダメージを与えられる上、敵からの反撃を受けないためとても有効だ。
高台の要所は多くは存在しないが、合戦を仕掛けた際、高台に要所があれば積極的に確保していきたい。