一番最初にプレイするとき、どのプレイヤーキャラクターを選んでも、初期の副将は同じ顔ぶれ。董旻など6人の副将が配下として控えている。まずは、苦楽を共にする最初の仲間たちをじっくり観察してみよう。

[カ キン]
呉に仕えるも、後に魏に下り、曹操の配下となる。弓兵中隊なので、支援役として使うといいかも。防御Aと、支援効果の成長+を活かしたい。

[トウ ビン]
董卓の弟。呂布が董卓を裏切ったときに、処刑される。攻撃Bと奮戦の技能で、直接攻撃役として期待できる。騎乗も足の遅い武将にはありがたい。
[バ ジュン]
魏の将。蜀の北伐に際し、諸葛亮の計略にはまって敗北する。能力はオールCとかなり微妙。戦闘技能の突撃++はいざというときに使える…かも。
[リョ ショウ]
袁尚の配下だったが、官渡の戦いで破れ、後に曹操に下る。能力は平凡だが、治癒(体力回復)と鼓舞(戦意回復)を持っているので重用したい。
[フ シ ジン]
関羽配下。呉の侵攻を止められず降伏し、呉に下る。後に蜀に帰参を図るも処刑される。闘気と神速を有するが、初期副将の中では一番ダメかも。
[モウ ユウ]
孟獲の弟。諸葛亮の南征に抵抗するも、ことごとく破れ、蜀に帰順する。体力+で体力を底上げしてくれるのがうれしい。投爆大隊なので支援役に。
 副将の選択方法には様々な考え方がある。プレイヤーキャラクターの能力を加味して選ぶ、ステージの特徴を考慮して選ぶ、プレイヤー自身の腕やプレイスタイルに合わせて選ぶ、というように、いろんな要素で副将の選び方も変わってくる。
 このように、状況に応じた編成を考えるのが楽しい…のだが、初期副将の6人の能力は似たり寄ったりで悩む余地はあまりないように見える。しかも、階級が低いので、出陣させる4人をどう選んでもプレイヤーキャラクターの統率値を越えることもない。こうなってくると誰選んでも一緒でしょ? と思っちゃうけど、そんなこともないんです。
 そこで、典韋と孫尚香で選んだ副将を例に、副将選びの基本とその考え方を紹介しましょう。これが正解というわけではないですが、選び方の一例として参考にしてみてください。よく見るとひとりの副将が違うだけですが、そこにはしっかりと意図があるんですよ。
能力と技能どちらを優先するか? 個人的には技能を優先で選んでます。「敵兵はオレが全部倒すから、チミたちは支援したまえよ」といった感じ。
副将選択時に、たまに選択不可能な将がいる。これは、その戦いに敵または味方として登場するため、参戦できないということ。戦場に同じ将がふたりいるのは確かに変だしね。
まず、支援効果で成長+を持っている華キンを選択。成長の数字が大きいと、エリア戦闘でのレベルアップが早くなるので優先して選んだ。つぎに孟優の体力+で、典韋の体力の底上げを図る。典韋の弱点は防御だが、防御+を持っている副将はいないので、断念。もうひとつの弱点、移動スピードの遅さは、支援効果の騎乗でカバー。ここで董旻と馬遵で悩んだが、選んだのは馬遵。戦闘技能の突撃++を取った形だ。突撃++は味方武将の攻撃力を上げるが、奮戦は使用者だけ(この場合は董旻)しか攻撃力が上がらない。董旻が滅茶苦茶強いならいいんだけど…。最後に味方の体力を徐々に回復する治癒と、戦意を回復できる鼓舞を持った呂翔を選択して終了。
成長+と体力+をつける、というところまでは、典韋と考え方は一緒。ただ典韋と違って孫尚香は移動スピードが速いので、騎乗はなくても平気。そこで馬遵を選ばずに、戦闘技能に神速を持つ傅士仁を入れてみた。神速は使うと一定時間、移動スピードを大幅に上げてくれる技能。ピンチのときの緊急脱出用として役立ちそうだ。また、孫尚香は一撃当たりの攻撃力が弱く、エリア戦闘に時間がかかりがちなことを考えれば、傅士仁の支援効果、闘気(無双ゲージを徐々に回復)も有効に働くだろう。最後はやはり呂翔。治癒&鼓舞はかなり便利です。初期武将の6人で考えると、呂翔と華キンはどのプレイヤーキャラクターを選んでも、出陣させたほうがいいと思いますよ。
副将のデータを見ると、様々な数値や技能が書かれている。能力の良し悪しはアルファベットなので判断しやすいが、戦場特性や戦闘技能は、それがどういった局面で効いてくるのかわかりにくいだろう。そこで、副将のデータを読み解くために、それぞれがどんな意味を持つのかを、主要な4つに的を絞って、解説していこう。