■村上武吉(むらかみたけよし)
能島村上水軍の当主。村上水軍は、平時に海賊から商船などを守り(帆別銭を取る)、戦では海上からの機動部隊としてその名を売ってきた。中国地方に覇を唱えはじめた毛利傘下で活躍し、厳島合戦では元就の勝利に大きく貢献している。
宣教師ルイス・フロイスは武吉を「日本最大の海賊」と評した。