■出雲の阿国(いずものおくに)
1603年(慶長8年)「出雲大社の巫女」と称する阿国が京都の四条河原で演じた「かぶき(傾奇)踊り」が評判になった。歌舞伎のルーツといわれている。当時は、派手な衣装と鳴り物のストリートパフォーマンスが全盛で「風流踊り」「念仏踊り」などと呼ばれていた。