夏侯惇、矢を受く
建安三年、曹操は呂布と戦端を開く。
奴は生かしておくには危険すぎる。
先行するは、股肱・夏侯惇。
これに夏侯淵が続き、曹操軍の両翼を成す。
呂布方は曹性が待ち受けていた。
夏侯惇に一筋の矢が迫る。
この暗雲を切り裂き、
天下に飛翔する曹操に光明をもたらすのだ! |
孫策、妖術を払う
覇王・項羽の通称にちなみ、「小覇王」と称された孫策。
于吉と称する道士が、怪しげな術を仕掛けてきた。
孫策の眼前に何人もの于吉が立ちはだかる。
邪教の徒か、迷妄の輩か。宮中深くで孤独な戦いが始まる。
このまやかしを破って、 江東に平和を取り戻すのだ! |
趙雲、単騎駆け
曹操に攻め寄せられ、民とともに逃走する劉備軍。
長坂坡にさしかかったところで追いつかれ、
劉備の子・阿斗が敵中に取り残されてしまった。
百万を超える敵の軍勢の中、趙雲は阿斗の姿を求め、単騎で分け入っていく。
未来の希望たる御子を無事に救い、
味方の待つ長坂橋を目指すのだ! |