劉備編シナリオ紹介
チャプター1「徐州風雲」

時は移り変わり194年。数々の戦乱により漢朝の威信は弱まり、群雄が其々の土地で割拠する時代だ。漢朝の血筋を引くとはいえ、長く家系が没落していた劉備は、自らの土地を持つこともできず、北平の公孫サンのもとで身を燻らせていた。

「黄巾の乱」での活躍から劉備の名は天下に轟いていた

そんなおり、帝を奉戴して台頭した曹操が徐州を攻め、その太守・陶謙より救援の依頼が劉備へ届いた。義に厚い劉備は、即座に救援に向かうことを承諾。徐州の前線・小沛にて曹操軍先鋒隊との合戦に臨む。
敵総大将は、曹仁、鉄壁の名で呼ばれる守りの上手い武将だ。

仁義をもって、劉備は徐州へ向かう

最初の敵は曹仁だ

劉備軍は、一人で千人の兵に値すると謳われた一騎当千の関羽と、その「武」万の敵を相手にできると謳われた万人敵の張飛が、次々と得意の戦法を駆使して曹仁軍を撃破。曹仁を敗走させ、小沛を曹操軍より守った。

曹操軍を撃退した劉備は、病に倒れた陶謙に徐州を託される

一方、曹操は、呂布が空城同然の曹操本拠を目指し、進軍を開始したことを知ると、すばやく軍を返し、辛くも呂布を破る。敗残の呂布は劉備を頼り、徐州を訪れた。

劉備を頼っておきながら、呂布は下ヒ(※徐州の首都)を譲れと言う

呂布は、劉備に共に袁術を攻めようと持ちかける。一度は小沛を呂布に譲った劉備だったが、益々不遜な態度を示す呂布は何をしでかすか分からない。
劉備は、呂布を攻めるべきか、それとも呂布と同盟するべきかの決断を迫られることになる。

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