伊達政宗(だてまさむね)の天下統一への野望を描く長編ストーリー「独眼竜の野望」。
これまで“鬼門比叡山”(きもんひえいざん)、“松島”(まつしま)、“人取橋”(ひととりばし)と戦い抜いてきたプレイヤーの皆さんの前に、強大な敵が立ち塞がります。次なる戦いの舞台は“小田原の陣”。とくれば強大な敵とは言わずもがな、天下人・豊臣秀吉です。

人取橋の戦いから5年後の1590年、秀吉は豊臣家に服従しない北条家に痺れを切らし、北条家の拠点である小田原を数十万の大軍をもって攻めました。小田原の陣では、この“小田原の役”をベースに、独自の物語が展開していきます。皆さんは伊達政宗の窮地を救うべく、敵味方入り乱れた壮絶な戦いに身を置くことになります。
父親の弔い合戦の名の下に、二本松城(にほんまつじょう)を攻める伊達政宗。彼に加勢し、圧倒的に不利な状況を覆して、伊達軍を勝利へと導いたあなたは、“時を喰らう神”に狙われた“梵天丸”(伊達政宗)の“時”を守ることに成功しました。政宗の無事を見届け、あなたは自分の生きる時に戻っていくのですが…。
小田原の北条家討伐に遅参した政宗を待っていたのは、秀吉の命により政宗の身柄を押さえようと、大手門橋の上で立ち塞がる前田利家(まえだとしいえ)でした。そして後詰めには上杉景勝(うえすぎかげかつ)と天下の三陪臣が一人・直江兼続(なおえかねつぐ)が控えています。
もはや逃げることすらままならぬ。政宗の頭によぎるのは“降伏”のみ。
そんな時に、あなたは再び政宗に出会うことになります。

オマエ、どこかで……?
――そうか、人取橋でオレを助けてくれた、あの……!
オレは今から秀吉に降伏するところだった。伊達が生き残るにはそれしかないとな。
だけど、オマエの姿を見て気が変わったぜ。
人取橋でも、オマエは戦況を覆した。今度だってやれるさ、そうだろう!?
秀吉のジジイを叩いて、天下をひっくり返してやるぜ!

そう言うと政宗は橋で待つ前田利家に切っ先を突き付け、豊臣勢を敵に回し、あなたとともに「独眼竜の野望」の成就を目指すのでした。
小田原の陣には、これまでの「独眼竜の野望」ダンジョンと同様に、様々な仕掛けが施されています。仲間と力を合わせ、立ちはだかる障害を攻略するものや、北条家の武将を味方に付け、豊臣勢に戦いを挑むものなどがあります。史実では見られなかった、有名武将同士の激突も描かれます。
なお、小田原の陣にて各試練を達成した際には、《神秘石》、《腕貫》、《指輪の欠片》など貴重なアイテムが入った“箱”を獲得できます。
※小田原の陣へ入場するには、人取橋の試練を達成するなどの条件があります。
秀吉率いる豊臣大名軍団と、プレイヤー一門との総力戦を体験できます。
前田利家や上杉景勝、直江兼続といった、過去最大規模となる50名以上の有名武将たちと、1590年の小田原城を舞台に熱戦を繰り広げます。
小田原の陣の攻略を進めていくと、“甲斐姫”(かいひめ)や“風魔小太郎”(ふうまこたろう)といった北条家の武将たちを救出するクエストが発生します。豊臣勢に攻められている北条家の武将を守り、無事に救出すると、助け出した武将を味方として連れて行けるようになります。
味方として連れていけるのは救出した武将だけではありません。
人取橋で大活躍をした功績により、伊達家の若侍に出世した“支倉六右衛門”(はせくらろくえもん)。この小田原の陣でも彼を攻略のお供に連れて行けます。
さらに第三陣では、“北条家武将救出”クエストをクリアするごとに連れて行けるお供NPCの選択肢が増え、北条家の武将と一緒に戦えるようになります。少人数で攻略に挑む際などに役立ててください。
小田原の陣は、一門未加入者でも“私設試練”として入場できます。
基本的な攻略は、7人徒党で進められるようになっています。また一門の仲間や徒党のメンバーを多数集めることで、より難度の高い戦いに挑戦することも可能です。