これまでの経緯を、ちょっと振り返ってみましょう。
10月15日 武田家が越後上杉家に攻め込む形で川中島の戦い起こる
10月22日 川中島の戦い、武田家の勝利
越後の国力が0となり、本拠地陥落で上杉家が滅亡
11月19日 軍資金達成、お家再興戦告知
11月26日 春日山にてお家再興戦開始
...川中島の戦い
...上杉家の滅亡
...お家再興戦告知
お家再興戦までにいろいろな苦労があったようです。春日山に取り残された人を脱出させたり、越後国外へ脱出させたり。他の大名家所属の多くの方の手助けもあったようです。
それでは、春日山へ向かいます。夜明け前に春日山に到着。いつもと違って門の脇に門衛が立っていません。入ろうとしても、中には入れなくなっています。合戦場ですから当たり前と言えば当たり前ですが、合戦場に入るための証、軍旗がないと入れないんですね。
それでは、いざ合戦場へ。
まずは、守る側の武田勢を見てみることにします。 うわあ、さすがに人が大勢います。戦況はどうでしょうか? 掲示板を覗いてみました。戦況表にお家再興戦の特徴が出ていますね。お家再興戦では、攻撃側には先鋒の要害がありません。ここら辺にお家再興戦ならではの戦術があるかも知れませんね。門をくぐって対人戦可能区域に行ってみましょう。
門をくぐってみると...うわあ、これはすごいです。こんな形でお城がそびえ立っている姿を見たのは初めてです。ちょっとお城の中を覗いてみましょう。お城の中では戦闘は行われていないようです。まだ、ここまでは攻め込めていないんでしょうね。それにしても壮大な眺めです。戦場であることを忘れてしまいそうです。
天守閣の中はどうなっているのでしょうか?
当然、総大将の信玄公がいるはずなのですが...あ、いましたいました。信玄公です。部屋の様子は通常の町のお城の中のようなんですが、よく見ると、みなさん、合戦用の格好をしています。見慣れた風景の中に、見慣れない格好の人がいると、なんだか不思議な気持ち。
今度は、攻める側の上杉勢を見てみましょう。こちらも人が多いですね。お家再興に賭ける意気込みを感じられます。
先鋒の要害が無くて前線が近いせいでしょうか、謙信公の本陣にも多くの方たちが待機しています。
謙信公の本陣から城の左側へ回り込んで行くと、上杉と武田の最前線の要害が向かい合っています。
その中間地点が最大の激戦地でした。
このような戦いが1週間、全部で7陣続きましたが、いずれも上杉勢が圧勝。そして12月3日、合戦の勝利が確定。見事、上杉家は再興に成功しました。再興した春日山は上杉家の人々であふれかえっています。でも、隣接国が全て敵対状態になっている現状を考えると、本当に大事なのはこれからなんじゃないか、そんな感じがしました。お家再興にかけた情熱が、これからも続きますように。