大阪公演、いよいよ開幕！

開演を告げる声をとともに登場したのは、オスカー役・堀内賢雄さん。ここからもう場内の大歓のすごいこと！　続いて、初登場となる「金色のコルダ」の石川英郎さん、伊藤健太郎さんを含む８名のキャストが勢ぞろいしました。

ライブドラマ第一部では、「アンジェリーク」メンバーの堀内さん、真殿さん、岩永さんが登場。ここで、真殿さん演じるチャーリーが絶好調！　オスカー「お前らには、気概ってもんがないのか？」　チャーリー「失礼な！ 執務服以外にも、何着も持ってます」　オスカー「着替えじゃなくて気概！」というボケに、セイラン役の岩永さんもついつい笑ってしまう場面も。３人はそれぞれのサクリアの力によって、いろいろな星々の育成を助けていきます。途中、炎の守護聖コンビによる「協力技」も飛び出していました。

ライブドラマ第２部では、イノリ、天真、永泉の「遙かなる時空の中で」メンバーが梅の木の怨霊を退治することに。まじめに始まったドラマですが、やがて天真を演じる関智一さんが繰り出すアドリブに、笑いをこらえる高橋直純さんと、なんとかまじめに永泉を演じようとする保志総一朗さんのお姿が印象的でした。

続く「金色のコルダ」コーナーでは、伊藤さん、石川さんが登場。堀内賢雄さん、関智一さん、司会の久遠一さんが爆笑のかけ合いトークを繰り広げつつ、ゲーム内容やおふたり演じる土浦梁太郎、金澤紘人の紹介が行われ、さらにはヴォーカル曲も！　伊藤さん、石川さんともに、はじめて歌を披露しました。
ライブドラマ第３部では、「金色のコルダ」メンバーが登場。雨宿りをしている金澤先生と、それを見つけた土浦による、テンポのよい会話が続きました。
そしてドラマはエピローグへ。８名のキャストがステージ上に集合！ 横浜公演とはひと味ちがう、虹の演出がとてもすてきでした。

トークコーナーでは、心理テストを楽しみました。あらかじめ用意されていた、ある質問に対する解答を皆さんでコメントします。
夜の部では、「森へ散歩へでかけたあなた。森を抜けたあと、どんな世界が待っていましたか？」という問いに、堀内さん「きらきら輝く湖の世界」、伊藤さん「家族が食卓を囲んでお帰りと言ってくれた」と思い思いの答えを出した皆さん。実は「あなたが思い描いていた大人の世界」を表しているそうで、これには「女の子が笑いながらテニス」と答えていた石川さんも思わず苦笑。

「遙か」に重大発表！

ネオロマンス10周年記念コーナーを客席とお祝いするキャストのみなさん。終わってステージから出ようとしましたが、なぜか、「遙か」の３人（関さん、高橋さん、保志さん）だけが残ることに。なんでも「重大発表がある」とのこと。

「遙かが終わり？」「僕たち普通の声優に戻ります」などと冗談を言っていた３人でしたが、久遠さんから渡された紙に書かれていた内容は　
　　「遙か… テレビアニメ化決定！」
その声が会場中にひびきわたると同時に、この日最大級の歓声があがります。それを受けて喜びで飛び跳ねる３人と相まって、しばらくは静まることがありませんでした。

Sweet Spring Message で美声の数々に心洗われたあとは、怒濤のライヴコーナーへ突入！　３曲連続で次々登場するキャストの歌で観客も一気にヒートアップ。左右に振られるペンライトの洪水に、会場の盛り上がりも最高潮に達しました。

エンディングへ

「僕たちのAnniversary」が流れるなか迎えたエンディングでは、キャストのみなさんから、真殿さん「これからの１０年もよろしく！」、石川さん「大阪ありがとー！　ネオロマありがとー！」などなど心温まるメッセージ。最後に全員で声を揃えて「ありがとう！」と会場全体へ呼びかけて、大興奮のステージが幕を閉じたのでした。