<目次> |
◆プレリュード |
◆第一章 子守歌を君に ――月森 蓮 |
|
月森は行きつけの楽器工房で、ドイツ人の少女と出会う。彼女との交流を通じて、月森は日野の存在が自分の音楽を変えていること、そして自分の日野への気持ちに気づいていく。 |
◆第二章 闇からの声~消えた耳飾り事件~ ――土浦梁太郎 |
|
日野が大切にしていた耳飾りが盗まれたと聞き、真犯人発見を決意する土浦。犯人は幽霊では?というウワサに、土浦は天羽、金澤先生の協力を得て、幽霊の正体探しをすることになる。 |
◆第三章 無伴奏インタビュー ――志水桂一 |
|
コンクールの演奏曲の編曲に悩んでいた志水は、日野の練習時間を確保するため、日野の代わりに天羽からのインタビューの依頼を受ける。そのインタビューを通じて、志水は編曲の本質をつかんでいく。 |
◆第四章 ラッパ吹きの贈り物 ――火原和樹 |
|
日野からもらったプレゼントのお返しをすることにした火原。日野が喜ぶプレゼントを贈るにはどうすればいいか、を考えるうちに、火原は気持ちだけ先走って行動するのではなく、相手のことを考えなくてはいけないことに気づく。 |
◆第五章 競技場のモノフォニー ――柚木梓馬 |
|
進路について悩む柚木。なりゆきで教育実習生と球技大会に協力することになった柚木は、その過程で自分の本当にやりたいこと、自分の本当の気持ちと向き合っていく。 |