コーエーINFORMATION
2015年 3月 5日

コーエーテクモホールディングス代表取締役社長 襟川陽一が理事長を務める公益財団法人 科学技術融合振興財団は、第8回FOST賞 授賞式を開催いたしました。

(左から) FOST賞審査委員長の東海大学名誉教授 白鳥令氏、FOST新人賞の一ノ瀬 元喜助教、FOST賞の玉田 和恵教授、 FOST社会貢献賞の創価大学名誉教授 大西昭氏、FOST理事長・株式会社コーエーテクモホールディングス 代表取締役社長 襟川陽一

FOSTでは 従来より実施している研究助成と補助金の交付に加えて、最も優れた シミュレーション・ゲーミングの研究者に対してFOST賞を授与する事業を平成19年度に開始しました。 また、平成20年度からは若手研究者向けに賞を新設、平成25年度からFOST新人賞としました。 この結果、FOST賞は研究助成事業の報告者を対象とし、FOST新人賞は補助金事業の報告者を対象として贈呈されることになりました。
また、平成23年度よりゲームの研究・開発・応用に関しまして、学術の世界のみならず実業の世界も対象として、社会貢献という観点から顕著な業績を上げた人または団体を表彰する賞としてFOST社会貢献賞を新設いたしました。

FOST賞には江戸川大学 メディアコミュニケーション学部 玉田 和恵教授が、 FOST新人賞には阿南工業高等専門学校 一ノ瀬 元喜助教が、そしてFOST社会貢献賞には、創価大学名誉教授 大西昭先生と元東京大学名誉教授・元立命館大学名誉教授の関 寛治先生(※)がそれぞれ受賞いたしました。
※関先生は1997年にお亡くなりになられております。

FOST賞
玉田 和恵 江戸川大学 教授
研究テーマ

「3種の知識」と「情報的な見方・考え方」を統合した情報教育を普及させる模擬授業ゲームの開発

受賞理由

情報モラルと技術者モラルを題材に、ゲーミング・シミュレーションの手法を活用した教材設計モデルと指導モデルを開発し、その効果検証を行った。

FOST新人賞
一ノ瀬 元喜 阿南工業高等専門学校 助教
研究テーマ
ネットワーク上の連続的なノード削除と追加に対する進化ゲームの頑健性
受賞理由

動的に構造が変化するネットワーク上で進化ゲームを行うコンピュータシミュレーションモデルを構築し、シミュレーション実験を行うことで、進化ゲーム全体の機能性を保つための条件を検証した。

FOST社会貢献賞
 
受 賞 者
大西 昭 創価大学 名誉教授
受賞理由

日本におけるシミュレーション&ゲーミング学創生期における学問形成とこの学問の世界経済への活用を実証

受 賞 者
関 寛治 元東京大学名誉教授・元立命館大学名誉教授
受賞理由

日本におけるシミュレーション&ゲーミング学創生期における学問形成とこの学問の世界平和達成への活用を実証


◆ 公益財団法人 科学技術融合振興財団 (FOST) について
FOST (foundation for the Fusion Of Science and Technology) は、科学技術の融合等に関する調査研究・学会・研究会等・国際交流に対する助成および優秀研究者・功労者の表彰、調査事業などを行っています。 2012年4月1日に公益財団法人に移行しました。


≫ 公益財団法人 科学技術融合振興財団 http://www.fost.or.jp/
≫ 第7回 FOST賞授賞式 http://www.gamecity.ne.jp/koeiinfo/20140306.htm
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