6月28日に発売される新作タイトル 『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~』 (PS3版) の完成発表会を開催いたしました。
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(左から)コーエーテクモゲームス取締役名誉会長 襟川恵子、『アーシャのアトリエ』ディレクター 岡村佳人、挿入歌「Stargazer」を歌った紗也さん、ニオ役 伊瀬茉莉也さん、アーシャ役 井上麻里奈さん、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントプレジデント 河野弘氏、イラストレーター 左氏、オープニングムービーディレクターを務めた株式会社ポイントピクチャーズ 高津幸央氏 |
ガストがグループ入りするに当たって 『メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~』 をプレイしたというコーエーテクモホールディングス取締役名誉会長の襟川恵子は、その温かい内容、ささくれた心を癒してくれる雰囲気に感動し、「ガストがグループに入ってよかった」 と挨拶しました。
ついで登壇した
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンの河野弘プレジデントも、 「『アトリエ』 シリーズは、ゲームを最後までやり込むユーザーの割合が、プレイステーション3のほかのタイトルの平均値よりも高いことが判っています。これは、スタッフの皆さんの思いがユーザーに届いている証拠です」 とコメントをいただきました。
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(左)襟川恵子 「ガストのゲームタイトルがもつ、温かい内容に感動した。」 (右)河野弘氏「長く続いている「アトリエ」シリーズを我々も大事にし、サポートしていきたい。」 |
この後、ディレクターを務めたガストの 岡村佳人による、実機映像を用いたプレゼンテーションが行われました。“黄昏の大地”という滅びゆく寂しげな大地を舞台に、行方不明になった妹を捜すところからはじまるストーリー、過程を重視する調合システムや3Dキャラクターモデルなど、前作から大胆なイメージ転換を図った本作。岡村はキーパーソンとして、キャラクターデザインを担当したイラストレーターの左(ひだり)氏と、オープニングムービーのディレクターを務めたポイント・ピクチャーズの高津幸央氏を紹介しました。
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(左から)岡村佳人、イラストレーター 左(ひだり)氏、オープニングムービーディレクター 高津幸央氏。 |
前作のきらびやかさとは違うシックな方向ということで、「自分に向いている」と考えた左氏が、主人公アーシャの妹・ニオを例にデザインができあがるまでの過程を紹介しました。
また、オープニングムービーについて、岡村の 「キャラクターが全面に出ていたいままでのムービーとはちがうものにしたい」 というリクエストに応えて、高津氏は「アーシャとニオに焦点をあてた、“しっとり” としたムービーを制作した」 そうです。
つぎに、アーシャ役の声優・井上麻里奈と、ニオ役の伊瀬茉莉也が登場。井上さんはアーシャについて、「アーシャは見た目通りの、おっとりとしてかわいい女の子。でもすごくシスコンで、突っ走ってしまうところがあります。手を貸してあげたくなるふわふわさがありつつも、自分の中に一本、筋のある女の子です。」 また伊瀬さんは、「ニオはしっかりものですが、お姉ちゃんゆずりなのか、どこか抜けているところもあります。お姉ちゃんに負けないくらいのシスコンです」とコメントしていました。
さらにここで、 2012年7月1日に行われるイベント “ガスト ・ ガーラ” への出演が決定しているアーティストの紗也さんがサプライズゲストとして登場。挿入歌 「Stargazer」 を歌う紗也さんは 「大切な人を助けたい という気持ちが詰まった歌です。歌詞の最後の一行は 「歌というよりはセリフのような気持ちで表現しました」 と、聴きどころをアピールしました。
井上さん 「『アーシャのアトリエ』 という作品は、独特な世界観がすばらしい、温かい作品です。たくさんの方にプレイしていただいて、アーシャを愛していただけたらうれしいです。」
伊瀬さん 「“約束” が物語のキーワードになっています。約束って、家族や友だちと交わす、大切なものですよね。物語を通じて、大切なものを思い出せるゲームになっていると思いますので、多くの方にプレイしていただきたいです。」
紗也さん 「『アーシャのアトリエ』 を楽しむ際に、歌にも注目していただけたらと思います。」
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