2007年01月11日

株式会社コーエー(本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：小松清志、以下コーエー)は、2007 年春より、北京中視网元娯楽科技有限公司(本社：中国北京市、董事長：孟 憲明、以下CNEC)を通 じて、中国全土におけるパソコン用ゲームソフトの販売を開始いたします。 弊社では、北米やヨーロッパだけでなく、韓国･台湾などアジアの主要市場で弊社オリジナルのゲ ームソフトを各国の言語にローカライズして販売し、着実にその実績を築き上げてきました。そして この度、アジア最大のマーケットである中国が、都市部を中心に購買力が向上してきていること、ま た若年層を中心にPCの普及が急速に進んでいることなどから、今後有力なマーケットになると考 え、CNECを通じて同国内での中文簡体字版の販売を本格的に始めるものです。 CNECは、中国最大手の国営TV放送局・中国中央電視台グループの傘下で、キャラクターライ センスビジネスや、オンライン/パッケージゲームソフトの販売および運営などを手掛けています。 このたびの中国企業との提携による正規品の販売を開始することで、中国政府関係機関の協力を仰ぎ ながら違法コピー品の撲滅も積極的に行っていきます。 2007年春に発売する第一弾のタイトルは、このたびのCNECとの提携を記念して、中国でも人気 の高い題材であり、コーエーの主力商品でもある歴史シミュレーションゲーム｢三國志｣シリーズの最 新作『三國志11』となります。その後2007年内には、同シリーズをはじめ、タクティカルアクシ ョンゲーム『真･三國無双４ Special』、女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『遙かなる時空の中で ２』など、８タイトルの多彩なジャンルを順次投入していきます。機種は全てWindowsPC版で、 2007年中に合計60万本の出荷を目指しています。 コーエーは、｢世界No.1のエンターテインメント・コンテンツ・プロバイダー｣を目指し、今後も グローバル市場を見据えた商品の開発・販売を推し進めてまいります。

■北京中視网元娯楽科技有限公司(CNEC)について

社　名	北京中視网元娯楽科技有限公司（CNEC）
設立年月日	2004年４月20日
代表者名	孟 憲明（董事長）
資本金額	2,800万人民元（約４億２千万円）
事業内容	キャラクターライセンスビジネス、 　オンライン・パッケージゲームソフトの販売・運営、 　アニメドラマの制作・販売