株式会社コーエー(本社:神奈川県横浜市、社長:小松清志、以下:コーエー)は、ゲーム開発を行う海外現地法人KOEI
ENTERTAINMENT SINGAPORE PTE. LTD.(以下:KES)をシンガポールに設立いたしました。
コーエーでは、グローバル市場においては各地域のユーザー嗜好にマッチした商品の提供が重要であるとの認識のもと、グローバリゼーション戦略を推し進めておりました。この戦略がシンガポール経済開発庁のメディア&デジタルエンターテインメント産業の育成振興政策と合致し、2002
年4 月よりゲームソフト開発研修生の受け入れ及び育成プログラムを実施いたしました。KES の設立は、西欧とアジア双方の言語・文化が交差するシンガポールの地域性を活かした、エンターテインメント産業のデジタルメディアハブを目指す両者の戦略が結実したものです。
KES
では世界各国から有能な人材を募集し、2005 年中には100 名を超すスタッフを採用する予定で、海外におけるコーエーグループ最大の開発スタジオとなります。またオンラインゲームタイトルの開発を担当し、第一弾は「三國志Online」(仮称)となります。「三國志Online」(仮称)は、2007
年に日本・シンガポール・中国・台湾・韓国の各地域でサービスイン、以降、他アジア地域・ヨーロッパ・アメリカでのサービスを行う予定です。初年度のユーザー数は全世界で50
万人を見込んでいます。
コーエーは、2003年6月に初のMMORPG「信長の野望Online」をリリースし、順調にユーザー数を増やし続け、2005年1月末日現在で日本国内における登録ユーザー数は累計約11万1千人、有効アカウント数が約6万人、最大同時接続数が約2万4千人の規模となっております。また、Windows
版オンライン海洋冒険ロールプレイングゲーム「大航海時代Online」も、2005年3月より正式サービスを開始いたします。「信長の野望Online」は2005年中に中国・台湾の各地域で、「大航海時代Online」も中国・韓国・台湾の各地域でのサービスを予定するなど、コーエーは、今後ともオンラインゲーム事業の海外展開を積極的に推し進めてまいります。
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