河童木(以下河)
:朝日杯FSは見事に馬単本線的中〜!
富樫結(以下結):えーっ、当てたのはChunさんでしょ? なんか「河童木さんが当てた」みたいな言い方ねっ。
:いいの、チーム対抗戦なんだから。小さなことは気にしない。
:はいはい。でも最後なんだから、一回は当てとかないと、ねっ?
:うっ! そっ、そうね。一回くらいは当てたいねぇ…
:今週の◎はシンボリクリスエスだから当たっちゃうかも、ねっ。
:そうそう、本命は堅めをチョイスしたんだよね。でも、ヒモが2点しかないから、ちょっと心もとない…。
:大丈夫、気にしない! どうせ当たんないから〜。
それに、クリスエスを外してちょっとどうかなぁーと思ってたけど、河童木さんが本命にしたのを見て安心しちゃった。
:真顔でさらりとキツイこと言うのね、キミって。しっかし、この本命まで飛ばしちゃったら、オレって一体…。
:いいんじゃない? 飛ばし屋として伝説になれるかもっ。
:いえいえ、そんな、たいそうなスケールはありませんです、実際。で、お前さんの予想は◎タップダンスシチーなのね。
:ええ。ジャパンカップ(JC)に続いて堂々の本命ですッ!
:今回は前走ほど楽な競馬はできないんじゃないの?
:楽な競馬はできなくても、強い競馬はできるかもね。フフッ。
:おっ、いいこと言うねぇ〜。って、感心してる場合じゃないな。今年の有馬は、なにが何でも差し馬同士での決着を祈るのみっ!
:単純にお互いの本命同士で決まったりして〜。
:それ、ある! って、それじゃ正月のモチ代にもなんねーよ。
:もう、河童木さんったら、おモチくらいお給料で買えるでしょ!
:いや、そういう意味じゃないんですけどね…。要は、当たり馬券で買う豪華おせちセットが食いたいんだってば!
:うーん、その様子じゃ、今年の正月もカレーライスかしらね…
:そうそう、正月に食べるカレーライスがまたウマい… って、オイッ! カレーライスをバカにするな〜っ!
:ちがうでしょ、ウフフ。年明けには「おせちセット」の感想を聞かせてねっ! 楽しみ〜。
(父) ツルマルボーイ 牡 5 57.0kg 横山典弘
(市) ゼンノロブロイ 牡 3 55.0kg 柴田善臣
リンカーン 牡 3 55.0kg 武豊
ダービーレグノ 牡 5 57.0kg 蛯名正義
(父)(市) ウインブレイズ 牡 6 57.0kg 木幡初広
(外) タップダンスシチー 牡 6 57.0kg 佐藤哲三
(父) チャクラ 牡 3 55.0kg 後藤浩輝
(父) ザッツザプレンティ 牡 3 55.0kg 安藤勝己
(父) ファストタテヤマ 牡 4 57.0kg 安田康彦
10 アクティブバイオ 牡 6 57.0kg 武幸四郎
11 (外) アグネスデジタル 牡 6 57.0kg 四位洋文
12 (外) シンボリクリスエス 牡 4 57.0kg O.ペリエ
※今週は河童木さん、富樫結さんの予想対談でお送りしました。
 当サイトの予想結果について当社は一切の責任をもちません。あしからず。
結の思い込み馬券
不良馬場での圧勝劇となったJC。「展開が味方した」「馬場が味方した」「枠順がよかった」などの声が聞こえてくる。確かに、勝ち馬があらゆる要素を味方につけたことは間違いない。「フロックだ」という声が出るのも無理もないところ。JCの評価が定まっていない今、この有馬記念こそが真価の問われるレースとなろう。もう一度、◎タップダンスシチー。まだこの馬の真の実力は明らかにされていない。6歳にして、調教師が「来年さらに良くなる」と言い切る底知れなさ、前々につけて自分のペースで競馬のできる有利さは動かしがたい。本来ならばこの馬の単勝1本で行きたいところだが、ウイポチームとの勝負も考えて、穴っぽいところも取り込んでみたい。12頭立てになってしまったので、3年連続で複勝圏内に来ている13番人気の馬がいないのが残念だが… というわけで、穴馬として抜擢したいのはチャクラ。3歳でステイヤーズS勝ち→有馬記念3着のテイエムオペラオーと同じステップ。もう一頭選ぶなら、アグネスデジタル。ラストランで波乱を呼べるか。

◎タップダンスシチー
△リンカーン
△ゼンノロブロイ
★チャクラ
★アグネスデジタル

単勝
タップダンスシチー 6,000点
3連複
タップダンスシチーを軸に
リンカーン−チャクラ 1,000点
ゼンノロブロイ−チャクラ 1,000点
リンカーン−アグネスデジタル 1,000点
ゼンノロブロイ−アグネスデジタル 1,000点

冷徹な判断
天皇賞を勝ったシンボリクリスエス、JCを圧勝したタップダンスシチー、菊花賞を勝ったザッツザプレンティ、いずれもデータ面で文句無し。またJCを見れば3歳と古馬の能力差は無く、3歳に限れば菊花賞の内容から、リンカーン・ゼンノロブロイと勝ったザッツとの能力差は無い。これら有力馬の勝敗を分けるのは展開1つ、つまり騎手の勝負。自分は菊花賞やJCのレース運びを見てペリエを切る。また、ファインモーションがいた去年とは違うと見て佐藤騎手を切る。代わりに穴として、これが有馬初騎乗だという木幡騎手と、なぜか安田騎手。

◎ザッツザプレンティ
○ゼンノロブロイ
▲リンカーン
△ウインブレイズ
△ファストタテヤマ

3連複
ザッツザプレンティを軸にして
ゼンノロブロイ−リンカーン 6,000点
ゼンノロブロイ−ウインブレイズ 1,000点
ゼンノロブロイ−ファストタテヤマ 1,000点
リンカーン−ウインブレイズ 1,000点
リンカーン−ファストタテヤマ 1,000点

ケンゴの夢はワイドに
今年の中央競馬を締めくくる有馬記念。本命はやはりシンボリクリスエス。昨年の覇者でもあり、ローテーションも去年と同じ、そして秋はまだ2走しかしていない。前走JCは3着とやぶれたが、あれは重馬場に泣いた形だった。今週は雨も降らず良馬場で走る事ができるので、負けることは無いだろう。対抗はリンカーン。前走菊花賞では鋭い差しを見せて2着に来た。3歳秋に来て良血が開花した感がある。また、JCを使っていないので、疲れもなく万全の体制でレースに臨めるのが大きい。そして、最後に穴としてダービーレグノも押さえておく。前走、前々走と今ひとつぱっとしない成績だが、瞬発力はすばらしく、良馬場では最後にかならず良い脚を使ってくれる。ひょっとすると3着まであるかもしれない。

◎シンボリクリスエス
○リンカーン
注ダービーレグノ

ワイド
シンボリクリスエス−リンカーン 5,000点
シンボリクリスエス−ダービーレグノ 5,000点
河童木の血断!
いよいよ暮れの大一番「有馬記念」。有終の美を飾るべく12頭のサラブレッドが名乗りをあげた。人気を集めそうなのは2頭のGI馬。天皇賞秋での鮮烈なる豪脚が忘れられないシンボリクリスエスと、JCで9馬身差の圧勝劇を演じ、その力を示したタップダンスシチーだ。今回も自分の競馬に徹するであろうタップダンスシチーを前に置き、中団に構えるシンボリクリスエスは虎視眈々といった展開が予想されるが、前走で強いところを見せたタップダンスシチーに対するマークはきつくなる可能性は非常に高い。手頃な頭数とはいえ、そうそう楽な競馬はさせてもらえまい。そこで、今年最後の大勝負は差し馬同士での決着に期待する。本命には、東の総大将シンボリクリスエスを指名。対抗には、前走の道悪での惨敗は度外視のツルマルボーイ。単穴には、その雰囲気がなんとなくダイユウサクとかぶるウインブレイズ。

◎シンボリクリスエス
○ツルマルボーイ
▲ウインブレイズ

馬連
シンボリクリスエス−ツルマルボーイ 8,000点
シンボリクリスエス−ウインブレイズ 2,000点
Chunの倒れるときは前のめり
年度代表馬決定戦の様相を呈してきた今年の有馬記念。シンボリクリスエスの連覇なるか、タップダンスシチーのJCの再現&去年の雪辱なるか、それともレベルが高いと言われる3歳勢の台頭があるか…など、見どころは多い。さて、過去10年の結果を見ると、はっきりとした傾向はないながら、以下の2点を重視するのが賢明だろう。(1)3歳馬の場合、前2走内でGI優勝歴があること、(2)古馬の場合、天皇賞・秋で5着以内か、前走でJCを使っていること、である。(1)を満たすのはザッツザプレンティ、(2)はアクティブバイオ、シンボリクリスエス、タップダンスシチー、ダービーレグノ、ツルマルボーイ。ここで、本命に推すのはザッツザプレンティ。菊花賞とJCで連対して有馬記念に挑んだ3歳馬は過去10年にはいないが、過去10年で6勝2着2回の3歳馬が優勢と見たい。対抗以下の印はJCの着順通りでいいだろう。

◎ザッツザプレンティ
○タップダンスシチー
▲シンボリクリスエス
△アクティブバイオ
△ダービーレグノ
△ツルマルボーイ

馬連
ザッツザプレンティ−タップダンスシチー 4,000点
ザッツザプレンティ−シンボリクリスエス  3,000点
ザッツザプレンティ−アクティブバイオ 1,000点
ザッツザプレンティ−ダービーレグノ 1,000点
ザッツザプレンティ−ツルマルボーイ 1,000点
しゃぶしゃぶのやさぐれ競馬
前走がメイチの仕上げタップダンスシチー。
タップを自ら捕まえに行かなければならないシンボリクリスエス。秋GI3戦目のザッツザプレンティ。前に行く人気馬に不安があるなら狙うは後方待機組。本命はアグネスデジタルとします。近走不振もそこはGI6勝馬。ワンダーホースが今年最後のサプライズを演出してくれるでしょう。
対抗はゼンノロブロイ。神戸新聞杯の末脚は記憶に鮮やか。来年の中長距離界を背負って立つであろう大器が、覇道の第一歩を踏み出します。以下、現役屈指の追込馬ツルマルボーイ。忘れた頃の一発ファストタテヤマ。連闘の意欲を買ってウインブレイズ。新潟記念の末脚が忘れられないダービーレグノまで。

◎アグネスデジタル
○ゼンノロブロイ
△ツルマルボーイ
△ファストタテヤマ
△ウインブレイズ
△ダービーレグノ

単勝
アグネスデジタル 5,000点
馬単
アグネスデジタル→ゼンノロブロイ 1,000点
アグネスデジタル→ツルマルボーイ 1,000点
アグネスデジタル→ファストタテヤマ 1,000点
アグネスデジタル→ウインブレイズ 1,000点
アグネスデジタル→ダービーレグノ 1,000点
朝日杯FSは逃げる1番人気4連勝中のメイショウボーラーを坂上で捕らえた、コスモサンビームが1分33秒7の好時計勝ち。鞍上のバルジュー騎手は日本GI初制覇。3着はアポインテッドデイ。

初めて(?)本命で勝負をかける河童木さん。行き着く先は「おせち」でしょうか、それとも…。気になる結果は、週末28日のレースで決まります。

7回にわたってお贈りしてきた開発チーム対抗予想対決、楽しんでいただけましたでしょうか?
次回1月9日には、予想結果を見ての反省会で、本ページの更新は終了とさせていただきます。 みなさまにとっても、良いお年となりますように。
1着 コスモサンビーム D.バルジュー
2着 15 メイショウボーラー O.ペリエ
3着 アポインテッドデイ 柴田善臣
 
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