河童木(以下「河」):なあなあ、結さんよ。いくらなんでも◎オースミハルカは狙いすぎなんじゃないの?
富樫結(以下「結」):えーっ、そお? 今年の3歳馬を見てよ。 古馬とまともにぶつかって勝ったのって、この馬だけじゃない! しかも倒した相手は、あのファインモーションにテイエムオーシャンよ!
:あんなの、スローのマイペースにハメられただけじゃん。それにファインモーションは休み明けで、ちょっと万全の仕上げではなかったようだし…。
:それなら、オースミハルカだってオークス以来だったでしょ?  ほーら、条件は一緒じゃない!
:そりゃそうだけど、淀の外回りでクイーンSの再現は、ちょっとばかし厳しいだろ。
:あら、別に逃げるだけの馬じゃないわよ。秋華賞のときだって、中団から行って最後にはいい脚を使っているでしょ?
:それなら、スティルインラブとかアドマイヤグルーヴの方が上じゃないの?
:だぁって、その二頭じゃ、あんまりつかないし…。
:うーむ、同感。でもそれだったら勝負付けの済んでない、オレの◎ローズバドの方が魅力的だろ。末も確かだし。
:ただ、なーんか「勝ちきれないイメージ」があるのよね。
:うーむ、それも同感。いやいや、ここに来ての復調具合は本物だ、…と思う。
:あーっ、ホントはそんなに自信ないんでしょー? ふふっ。
:うぐぐ。そ、そんなことはないけど…。そういうお前さんこそ、自信のほどはどうなの?
:私はね、彼女のことを信じてるもの。まぁ、ノーコメントにしとこうかな。
:やっぱ、大本命のスティルインラブを軽視している時点で、お互い敗色濃厚ってことか?
:う。くやしいけど、そうかも。

※当社は当サイト予想の結果について一切の責任をもちません。あしからず。
[外] アナマリー 牝 4 56.0kg C.スミヨン
(父) オースミハルカ 牝 3 54.0kg 川島信二
レディパステル 牝 5 56.0kg 蛯名正義
(父) メイショウバトラー 牝 3 54.0kg 武幸四郎
スティルインラブ 牝 3 54.0kg 幸英明
ヘヴンリーロマンス 牝 3 54.0kg 松永幹夫
(市) アドマイヤグルーヴ 牝 3 54.0kg 武豊
(市) ヤマカツリリー 牝 3 54.0kg 安藤勝己
(市) ダイヤモンドビコー 牝 5 56.0kg O.ペリエ
10 (父)(抽) シンコールビー 牝 3 54.0kg 佐藤哲三
11 (父) ショウナンバーキン 牝 5 56.0kg 四位洋文
12 トーワトレジャー 牝 6 56.0kg 上村洋行
13 スマイルトゥモロー 牝 4 56.0kg 吉田豊
14 [外] タイガーテイル 牝 4 56.0kg T.ジレ
15 ローズバド 牝 5 56.0kg 横山典弘
いよいよ始まる予想対決! 緒戦の結果は16日のレースで決まります。 本当に有馬記念まで続くんでしょうか? 勝負のシロクロはここで判定いたします!
結の思い込み馬券
3冠馬の誕生に沸いた今年の牝馬戦線。今年はいつも以上に、3歳馬と古馬の実力比較が注目されるエリザベス女王杯。注目はオースミハルカ。ローズSを除けば、スティルインラブに土をつけたただ一頭の馬であるとともに、クイーンSではあのファインモーションやテイエムオーシャンを破る大金星。秋華賞も上位とは差のない競馬。ということで本命に決定! 相手は古馬勢からはスマイルトゥモロー、前走あれだけの大逃げで大崩れしなかったのは実力のあかし。中間不安が伝えられるも大将格のレディパステル。3歳勢からはやはり3冠馬のスティルインラブ、食い下がったアドマイヤグルーヴ、それに貴重なメイショウホムラ産駒のメイショウバトラー。こちらは応援の意味も込めて単勝も少し。

◎オースミハルカ
○スティルインラブ
▲アドマイヤグルーヴ
△スマイルトゥモロー
△レディパステル
★メイショウバトラー


単勝
オースミハルカ 2,000点
メイショウバトラー 500点
馬連
オースミハルカ−スティルインラブ 2,500点
オースミハルカ−アドマイヤグルーヴ 2,000点
オースミハルカ−スマイルトゥモロー 1,000点
オースミハルカ−レディパステル 1,000点
オースミハルカ−メイショウバトラー 1,000点
冷徹な判断
3冠牝馬スティルインラブにはどうも力強さを感じない。最大の理由は勝ち差で、前走秋華賞は3/4馬身差だし、ともかくちぎって勝っていないのだ。秋華賞を3馬身半突き抜けてきた去年のファインモーションとはそこが違う。
今回はレディパステル◎。牡馬混合のGIIで連対した力は、現3歳馬の1クラス上。相手には、実績のある古馬と、場の経験を買って海外馬2頭。スティルインラブは・・・3着はあるんで、やっぱり入れとこ。

◎レディパステル
△タイガーテイル
△アナマリー
△ダイヤモンドビコー
△ローズバド
△スティルインラブ


3連複
レディパステルを軸にして
タイガーテイル−アナマリー 1,000点
タイガーテイル−ダイヤモンドビコー 1,000点
タイガーテイル−ローズバド 1,000点
タイガーテイル−スティルインラブ 1,000点
アナマリー−ダイヤモンドビコー 1,000点
アナマリー−ローズバド 1,000点
アナマリー−スティルインラブ 1,000点
ダイヤモンドビコー−ローズバド 1,000点
ダイヤモンドビコー−スティルインラブ 1,000点
ローズバド−スティルインラブ 1,000点
ケンゴの夢はワイドに
96年に古馬混合戦になってから3歳で複勝圏内に入ったのは、フサイチエアデール、ローズバド、ファインモーション、繰り上がり3着のシーズグレイスのみ。そう、つまり3着以内に2頭はかならず古馬が来ているのだ! そこでねらい目なのが、本レースにて引退予定のレディパステル。前走休み明けの府中牝馬Sでも危なげなく勝ちをおさめた。有終の美を飾ってくれるだろう。そして、同じく前走府中牝馬S2着のローズバド。マーメイドSを勝ち、前走も好走している。一叩きして変わってくるはずだ。スマイルトゥモローは最近の気性難を見ているので、この距離ではつらいだろう。ダイヤモンドビコーも最近調子を落としている。ここは牝馬3冠馬をバッサリ切って古馬のみで行ってみたい。

◎レディパステル
○ローズバド


複勝
レディパステル 5,000点
ワイド
レディパステル−ローズバド 5,000点
河童木の血断!
牝馬3冠に輝いたスティルインラブ、それに引けを取らない実力馬アドマイヤグルーヴ。 インパクトの強さから、この2頭が上位人気するのは必至の様相だ。 しかし、キーワードとなるべき「世代の強さ」の証明は、まだまだこれから。 ならば、馬券的妙味は古馬から入る馬券にあるとみる。 本命には、ここに来て復調著しいローズバドを推す。 ただし、脚質的に頭からは買いづらく、馬連がベターか。 対抗には、多少精彩を欠きつつも、夏場を順調に使われてきたダイヤモンドビコーの底力に期待。 逆転の可能性も大いにあるアドマイヤグルーヴは3番手。 あとは、3冠に敬意を表してスティルインラブを。

◎ローズバド
○ダイヤモンドビコー
▲アドマイヤグルーヴ
△スティルインラブ


馬連
ローズバド−ダイヤモンドビコー 5,000点
ローズバド−アドマイヤグルーヴ 3,000点
ローズバド−スティルインラブ 2,000点
Chunの無抵抗主義
96年に古馬に開放されてから、はや8年。優勝馬の傾向ははっきりと現れている。「牝馬3冠レース」で連対歴を持つ馬のみが、その資格を持つのだ。今年は初めて海外馬が参戦するが、アウェーでの不利はいなめず、この傾向は変わらないだろう。候補は、ローズバド、レディパステル、スマイルトゥモロー、スティルインラブ、アドマイヤグルーヴの5頭に絞られる。ローズバドは鞍上がGI2着病だし、アドマイヤグルーヴも同様、鞍上がフェブラリーS以来GI勝ちから遠ざかっているので、頭からは狙いにくい。スマイルトゥモローは前年オークス馬の女王杯での成績[2,0,1,2]から一見買えそうだが、2番人気以内に押されなければ勝つのは難しいだろう。レディパステルは能力は認めるが、中間順調さを欠いているのがどうか。最後に、1番人気が予想されるスティルインラブに注目してみると、古馬との初対決のGIで1番人気になった3歳馬は、過去10年で[2,1,1,1]の好成績を収めている(ナリタブライアン有馬記念1着、ファインモーション女王杯1着など)。スティルインラブの史上初の4冠達成なると見た!

◎スティルインラブ
○ローズバド
▲アドマイヤグルーヴ
△レディパステル
△スマイルトゥモロー


馬単
スティルインラブ→ローズバド 5,000点
スティルインラブ→アドマイヤグルーヴ 3,000点
スティルインラブ→レディパステル 1,000点
スティルインラブ→スマイルトゥモロー 1,000点
しゃぶしゃぶのやさぐれ競馬
本命はシンコールビー。3歳ながらキャリアはすでに14戦。使い込めば使い込むほど良くなるタイプだけに、休み明けの前走は度外視です。重賞勝ちにオークス3着と実績も十分。秋華賞を回避して挑む今回は、勝負気配満々でしょう。難しいのはスティルインラブの評価。大一番の後だけに、さすがに上積みは期待薄? 3冠牝馬に◎以外の印をうつのは無粋ってもんで、ここはあえて無印です。 そうなると、同じメンバーで再戦を繰り返してきた古馬勢よりも、狙って妙味は上昇見込める3歳馬。3冠すべて一番人気のアドマイヤグルーヴ、鞍上一発メイショウバトラー、大物食いオースミハルカ、先差自在のヤマカツリリーを加えた5頭BOXで、さあハウマッチ?

◎シンコールビー
○アドマイヤグルーヴ
△メイショウバトラー
△オースミハルカ
△ヤマカツリリー

馬連
シンコールビー−アドマイヤグルーヴ 1,000点
シンコールビー−メイショウバトラー 1,000点
シンコールビー−オースミハルカ 1,000点
シンコールビー−ヤマカツリリー 1,000点
アドマイヤグルーヴ−メイショウバトラー 1,000点
アドマイヤグルーヴ−オースミハルカ 1,000点
アドマイヤグルーヴ−ヤマカツリリー 1,000点
メイショウバトラー−オースミハルカ 1,000点
メイショウバトラー−ヤマカツリリー 1,000点
オースミハルカ −ヤマカツリリー 1,000点
11月23日 「マイルチャンピオンシップ」です。お楽しみに!
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