ダリウスの頼みを断り切れずに、モデル役を引き受けることになった主人公。
お茶を楽しんだ後に、絵の続きに戻ることになって…。
- ダリウス
- 「さて、食べ終わった? そろそろ続きを始めようか」
- ダリウス
- 「木陰のほうへ目線を向けて…
そう、さっきまでの世間話の延長で…
肩の力を抜いていていいから」
- 梓
- (…って言われてもな。やっぱり見られてると思うと肩に力が入っちゃうよ)
~中略~
- 梓
- (ダリウスはどんな感じで描いてるんだろう。
頭を動かさず横目でちらっと……)
- 梓
- (わ、すごく真剣……。金糸の髪がさらさら輝いてて…自然と絵になるというか)
思わず見惚れてしまう梓だが──