【トラック１】
夜の舟遊びを楽しむ主人公とヒノエ、そして弁慶。
心地よい夜風を感じながら美しい景色を眺め、穏やかな時間が過ぎる——わけがなく。
狭い舟の上。主人公を巡って、ヒノエと弁慶の間に恋の火花が散るのだった。

【トラック２】
舟遊びを終え、部屋でくつろぐ主人公とヒノエ。
しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、気づけば月も傾き始めている。
自分の部屋に帰ろうとする主人公をヒノエは引き止め…
「帰すはずないだろ。今日はここにいろよ。今夜ひと晩、オレの隣にさ」
添い寝を所望するヒノエの甘い視線と声に、主人公は結局抗えず——。

【トラック３】
舟遊びの後、主人公を部屋まで送り届ける弁慶。
弁慶はそのまま自室へ戻ろうとするが、主人公に呼び止められ足を止める。
しかし、主人公が弁慶を呼び止めた理由は些細なことで。
「残念だな。もっと別の理由で、呼びとめてくれたのかと期待してしまいました」
どういう意味かと首をかしげる主人公の耳元に、弁慶はそっと唇を寄せ…
「添い寝してほしいとお願いされる…とか」