Chapter4「Inca」。このタイトルが示す通り、本アップデート最大の目玉は、インカ文明の地“中南米西岸”海域が開かれることです。
そこで今回は、新海域“中南米西岸”に的を絞って、数々の要素を紹介します。
“中南米西岸”への到達を目指す新たな勅命と、それに続く国家的大事業の達成。そして“中南米西岸”での拠点となる街の様子や、その地に古来より受け継がれてきた装備品など、航海者の皆さんの冒険心をかき立てる情報をお送りします。
西欧6ヶ国は他国に先んじて新大陸西岸へ到達するべく、航海者に対し新たな勅命を発布します。そして新大陸西岸への到達を果たした航海者には、カリブ海からパナマへ抜ける航路の開拓という一大事業を成し遂げるべく、さらなる勅命が下されます。16世紀の半ばより、イスパニアによって計画と現地調査がなされていた運河の開通は、西欧から新大陸西岸への距離を大きく縮め、航海者に様々な利益をもたらすことでしょう。

  • まずは中南米西岸到達の勅命に挑戦!
    リオデジャネイロにいるNPC“執政官”から中南米西岸へ到達するための勅命クエストを受けて、達成します。すると所属国家の中南米西岸の“到達度”が上昇し、到達を果たすと中南米西岸の“入港許可状”を獲得できます。入港許可を獲得した航海者は、報酬として銀行の貸金庫枠が5枠拡張されます。
  • 続いて航路開通の勅命に挑戦!
    中南米西岸の入港許可を獲得した後に、現地の状況について見聞を広めていると、サンティアゴにいるNPC“執政官”から新たな国家的大事業を達成するための勅命クエストを受けられるようになります。勅命クエストを達成すると、所属国家の運河開拓の“到達度”が上昇し、開拓が完了すると“運河航行許可状”を獲得できます。“運河航行許可状”を獲得した航海者は、報酬としてさらに銀行の貸金庫枠が5枠拡張されます。
  • 開拓が完了した暁には
    “運河航行許可状”を獲得したら、カリブ海側の入り口“ポルトベロ”か、太平洋側の入り口“パナマ”の出航所へ行ってみましょう。すると運河航行のコマンドが表示され、所定の費用を支払うと運河輸送船に乗り込み、運河を通行できるようになります。もちろんその時に乗っている船も、行き先の街まで一緒に運んでくれます。
    ※運河輸送船に乗り込むためには「交易品を積んでいない」、「期限付きクエストを請け負っていない」という条件を満たしている必要があります。
Chapter4「Inca」では、中南米西岸に1つの経済圏が形成されるほど、数多くの街が登場します。今回はその中から、2つの街を紹介します。

  • バルパライソ
    街の名はスペイン語で“天国の谷”を意味します。マゼラン海峡を抜け、新大陸の西岸にたどり着いた航海者を迎える南の玄関口です。交易所では南米原産の植物を材料とした嗜好品などが取り扱われ、道具屋ではインカ独特の装備品やインカ帝国の巫女たちが作った酒などが売られています。
  • リマ
    スペインのコンキスタドール、フランシスコ・ピサロによって築かれた砂漠の中に位置する街で、所属国家に関係なく発展させられる同盟港属性の開拓地です。アンデス山地を背にしたこの街では、アンデス原産の高価な交易品が取引されています。酒場にはかわいらしい看板娘がいるようですよ。
インカの地に暮らす人々が着用した民族性豊かな装備品の数々が追加されます。今回は、その中から2つの装備品を紹介します。

  • インカノーブルドレス
    美しい金の装飾が施されているドレスです。
    インカの高貴な身分の女性だけが着ることを許されていました。
  • インカチュニック
    幾何学的な模様と鮮やかな色彩が印象的な衣服です。
    インカの男性に好んで着用されていました。
砂漠や熱帯雨林、山岳地帯といった中南米の多彩な自然と、この地に起きた独特の文化により生み出された、新たな交易品が追加されます。中には“あの”滋養強壮にきく植物や、高地で飼育されている家畜から紡いだ美しい織物など、大きな利益を期待できる品もあります。