幼い頃はヴァイオリン演奏に優れ、多くのコンクールで賞をとっていた主人公。だが、今の彼女にはそのころの輝きはない。このままでは演奏家としての未来も閉ざされてしまうだろう。

　高校２年生のある日、主人公は故郷を離れ、新たな学校で音楽を学びなおすことを決意する。

　故郷のヴァイオリンの先生の奨めで、主人公が転入したのは神戸の神南高校。神南高校の管弦楽部には、華やかな表現力を持つ東金千秋をはじめとした優れた演奏家たちが集っている。

　主人公は管弦楽部に入部し、彼らとともに全国音楽コンクールに出場することになる。

　大会に向けて練習を重ねる中、主人公は管弦楽部の仲間やライバルである星奏学院の生徒と急接近。
時には強引に迫られ、時には執事のようにかしずかれ――

　主人公は彼らとともに美しいヴァイオリンの音を取り戻し、全国の頂点を勝ち取れるのか…!?