1:アフレコを終えてのご感想をお願いします。
とてもいいテンポで収録をさせていただきました。最初の『金色のコルダ3』が出てからかなり時間が経ったあとで本作の収録をやらせていただいたのですが、響也というキャラクターの新しい面も見えて、バラエティに富んだ面白い収録でした。

2:ご自身の演じられた「響也」の魅力を教えてください。共通点はありますか?
よくも悪くも『コルダ3』のなかで一番「普通」というところですね。まともです(笑)。 本人は悪ぶったり、律や冥加、氷渡たちにもすごく反発しますが、彼らに比べたらすごくまともです。豚骨ラーメンばかり食べていると塩ラーメンが大変おいしく感じるような感じですね(笑)。
響也との共通項としては、恋愛面で「仲良くなって友達関係を築いてしまうと、その関係が居心地よくなってしまって先に進めない。先に進んだら終わる」というところですかね。学生時代はそうでした。だからぼくは友達からの恋愛というのはあり得ないと思っています(笑)。

3:『金色のコルダ3』で響也を演じた時と、今回演じた時で、キャラクターに新たな発見などはみられましたか?
『コルダ3』だと、響也自身が星奏学院に嫌々入って、音楽や律など自分が見たくないものと向き合うというシーンが多かったのですが、今回の『天音学園』では、それよりもかなでを支える立場になっています。それと同時に自分のマイナス部分や弱い部分との向き合い方も変わってきていて、本来持っている響也の立ち位置をまた違った角度で見られたのが、今までと大きく違う部分でしたね。 かなり男らしい部分や、今までの響也のなかでは一番地に足が着いているところが見られると思います(笑)。
[インタビュー後半]

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