かなでは、火積の妹へのおみやげ選びを手伝うことに 私服姿の火積と共にショッピングモールを訪れ、かわいらしいポーチをチョイスする。 火積「 ……ありがとな、小日向。あんたがいてくれて助かった」 「…何か礼させてくれ。……あそこで売ってるアイスでいいか?」 どこかに腰を落ち着けてアイスを食べようとすると、突然、強い海風が。 火積「………ん?」 火積の視線の先にあるのは、上空に舞い上がったバルーンアートだ。 どうやら先ほどの突風で飛ばされてしまったらしい。 大道芸人「お、お~い。そいつを捕まえてくれないか~」 バルーンアートをあわててキャッチしたかなで。 大道芸人に感謝され、大きな花束の形をしたバルーンアートをプレゼントされる。 火積「……よかったな…。綺麗な花束だ、あんたに似合う…」 「…………ん? ………ああ、それ持ってちゃアイス食えないよな……」 「……このアイスどうすりゃいいんだ…。放っといたら溶けちまうし…」 やがて、何か決意したように目を閉じる火積。 顔を真っ赤にして、スプーンをかなでの口元へと運ぶ。 火積「……………背に腹は…代えられねぇか…」 「ほら……。こうすりゃ食えんだろ…」