ロイヤルウィングのクルーズに参加したハルとかなで。
乗船の記念に、ふたりで写真を撮ってもらうことに。
スタッフ「それでは、撮りますね。はい――……あっ…!!」
  ハル「――うわっ!?」
シャッターが押される瞬間、突然何かがかなでの元へ飛んでくる。
驚きいたはずみで、ハルの手にすがってしまうかなで。
  ハル「カ、カモメか……! びっくりした…」
    「小日向さん、怪我はありませんか?」
優しく自分を気づかってくれるハルに思わず、怖かったと本音をこぼしてしまう。
不安げなかなでを安心させるように、ハルは微笑んで……。
  ハル「……大丈夫、僕がここにいます」
    「もしまだ怖いなら、しばらく僕の腕をつかんでいて構いません」
    「だから、安心してください」