女王候補の方々に贈る
愛の料理教室 〜夏を楽しむ料理編〜
関東は連日の猛暑が続いていますが、暦の上ではもうじき秋。
この暑い日々も、あと2か月しかありません!
そこで、あの方の好きな素材やメニューを使って、夏の料理をつくってみませんか?
あなたはどっち?
A. 夏、大好き!
夏は暑いのが当たり前! 照りつけるような海岸でかき氷、 森でキャンプ、高校野球を見ながら枝豆ビール!
という夏が好きなあなたは Aの料理 をどうぞ。
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B.夏は苦手 …
夏は暑いのがイヤ。日に焼けるし、夜寝苦しいし、冷房も好きじゃない。
バテ気味で血圧も下がりそう…
という
夏が苦手なあなたは Bの料理 をオススメ。
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A
「夏、大好き!」コース
チキンカレー
暑い日には熱いものを食べて元気に! ゼフェル様の好物・チキンカレーを作りましょう。
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= 材料(2人前)=
鶏もも肉骨なしぶつ切り:120g(カロリーが気になる方は皮をとって) タマネギ:1/2個 ニンジン:5p ジャガイモ:1個 トマトピューレ:小さじ2(ピューレがなければ生のトマト1/3でも可) カレー粉:小さじ2 小麦粉:50g しょうが:みじんぎり少々(ほか、お好みでニンニク少々) 固形スープの素:1/2個(鶏ガラスープがあればそのほうがベター) ウスターソース:小さじ2 ご飯(2膳分)
調味料:サラダ油、カレー粉、塩、コショウ
1.
あらかじめタマネギはスライスし、鶏肉には塩、コショウ、カレー粉(計量外)を少々まぶします。
2. フライパンにサラダ油をひき、鶏肉を炒めます。
表面がカリっとしたら火をとめて煮込み鍋へ移します。
3. 鶏肉を炒めたフライパンに、
スライスしたタマネギとしょうが(ニンニク)を入れ、きつね色になるまで炒めます。炒めたら鶏肉を入れた煮込み鍋に加えます。
4.
煮込み鍋にカレー粉、小麦粉、トマトピューレ(生の場合は皮をむき、ざく切りにして)、
固形スープの素、水2カップ(400ml)を加えてよくかき混ぜ火にかけます。煮立ったらアクを取り、ウスターソースを入れて弱火で15分くらい煮込みます。
5. ニンジン、ジャガイモの皮をむき、
食べやすい大きさに切ってください。面取りしたほうが煮くずれません。これを煮込み鍋に加え、柔らかくなるまでさらに煮込みます。
6. ニンジン、ジャガイモがやわらかくなったら
(串か箸を刺して確認すること)、塩、コショウで味を調えましょう。
ご飯と一緒に皿に盛りつけます。これで完成です。
付け合わせにはシーザーサラダか、グリーンアスパラを炒めたものなどがよいでしょう。
辛さの調節はカレー粉とウスターソースの分量で決まります。お好みでどうぞ。
もしも「辛すぎる」時は、無糖のヨーグルトを少し加えて煮込んでください。
B
「夏は苦手」コース
スズキの簡単料理
こちらは今が旬のスズキを使いましょう。ルヴァ様の好物は「スズキのパイ包み」。でもオーブンはちょっと…
台所で長時間料理理をするのは暑いという方、ご安心を。簡単料理を紹介します。 |
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= 材料(2人前)=
スズキ:30〜40cmのもの1/2匹、もしくは刺身用1さく しめじ:1/2袋 生しいたけ:3つ
豆腐(木綿):1/2丁 枝豆:2〜3莢(塩ゆでしたもの) レモン:1/2個 小麦粉:少々
調味料:サラダ油、塩、コショウ、バター、味噌(西京味噌)、米酢、からし、砂糖、醤油、日本酒
※注意:スズキは出世魚です。セイゴ→フッコ(関西ではハネ)→スズキと名前が変わります。
スーパーなどで買われる場合は名前の表示に注意してください。もしも、さくが手に入らない場合は、刺身用の切り身でもかまいません。
1. スズキの下ごしらえをし、3枚におろしてください
(刺身用を使う場合はこの作業はパス)。腹側には細かい骨がたくさんあるので、毛抜きを使って抜くことが必要です。
2. “とても新鮮なスズキ”が手に入った場合は「洗い」がオススメです。
身を薄づくりにして、たっぷりの氷水の中に入れ、箸で勢いよくかき混ぜ洗います。十分に身が冷えたら水を切り、盛りつけます。
これはからし酢味噌(味噌100グラムに、ねりからし小さじ2、砂糖大さじ1.5を入れて混ぜ、米酢大さじ3を加える)が合います。
※水道水でスズキを洗うと、身にカルキ臭がついてしまいます。冷たく冷やしたミネラルウォーターなどを使いましょう。
3. 刺身用を使う場合は、「酒蒸し」がいいでしょう。
薄づくりにしたスズキに酒と塩を少々ふりかけておきます。これを熱湯にくぐらせ、“霜降り”状態にしてから清潔なふきんやペーパータオルなどで水気を拭きます。
器にスズキと、食べやすいよう切った豆腐、しいたけ、枝豆(塩湯でして皮をむいたもの)を入れ、酒と塩を少々ふりかけます。
4.蒸気が出るまで温めた蒸し器に器ごと入れ、
10分程度蒸します。あるいは器にラップをかけて、電子レンジにかけてもいいでしょう(レンジの場合、機種によって時間が違います。
全部の素材に火が通るよう注意してください)
5.
最後に「ホイル焼き」を紹介します。スズキの切り身(この場合は薄づくりにしないでください)にコショウと塩を軽くふります。
さらにバターを塗ったアルミホイルでスズキとしめじを包みます。
6. オーブントースターにスズキを包んだホイルを入れ、数分間加熱します。
オーブントースターがなければフライパンで蒸し焼きにしてもかまいません。
皿の上にホイルごとのせて開きます。ここでレモン汁をしぼり、醤油を1、2滴たらします。
付け合わせにはキュウリのしょうが酢づけなど、スズキの淡泊な味を消さないものがよいでしょう。
夏のスズキはあっさりとした味わいですが、秋には脂がのってきます。秋のスズキのほうが「パイ包み」に向きます。
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