■ヤギ先生の健康コラム■
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冷房病に気をつけよう
みんな、元気かの?
暑いからといって、クーラーの前から動かないのはいかんぞ。冷房病になってしまうからのう。
最近は、学校、職場はもちろん、お店や電車の中にも冷房がガンガンかかってるようになったようじゃ。
こうなったら、自分で対策を考えんとのう。
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◆ 冷房病ってなに?
ま、冷房によって、体温の調節ができなくなったり、血行不良を起こす病気、とおもってくれればよいかのう。頭痛、肩こり、鼻炎、胃痛、腰痛、神経痛、倦怠感、不眠症など、症状はさまざまじゃよ。
特に女性は腰を冷やすとよくないのう。もともと冷え性のひとも要注意じゃ。風邪をこじらせてしまうこともある。さらに、悪寒や吐き気、発熱などを伴うことがあるぞ。まずは冷房を切って横になって休んでみることじゃ。
だが、同じ症状でも違う原因による病気の可能性もあるから、冷房を止めても良くならない場合は病院で診察してもらうのが一番じゃよ。
◆ 冷房病をふせぐには …
外気温との差を5度以内に
経済温度とは、体に無理のない温度でもあるのじゃよ。
冷房の風が直接当たるところを避ける
直接当たっていると、より体温を奪われてしまう。気をつけんとのう。
カーディガンなど、防寒着を1枚持ち歩く
荷物になるというなら、大型のスカーフ1枚でもよいのじゃ。
体をしめつけない
きつい下着、ハイヒールなどは血行を悪くする。冷房病になりやすいひとは、なるべくゆったりとした服装での。
血行をよくする食べ物を
「土用の丑の日」のウナギもあるが、それ以上にEPA豊富な魚がよかろう。今ならサバ、サンマ、アジなどじゃな。味噌やショウガもよいぞ。それから水分も忘れずに補給するのじゃ。もっとも、水分の取りすぎは胃腸を弱らせるので良くないぞ。
ヤギナースからひとこと
はーい。この食材を使ったおすすめの料理をおしえちゃう
まずは「サバのみそ煮」。これは説明不要ね。
それから「アジのさんが焼き」。
これはアジの身をみじん切りにして、そこにショウガ、ネギ、シソと
みそを包丁でたたき合わせてフライパンで焼くの。
あとは「サンマと揚げナスのショウガ煮」かしら。
頭とわたを取ってぶつ切りにしたサンマを、酒、しょうゆ、砂糖、
ショウガのスライスを加えて煮含めるの。それからナスに針で穴をたくさん開けて油で揚げたら、
だし汁としょうゆを入れた鍋にサンマと一緒に入れてさっと煮てね。最後に煮る汁は薄味がいいわ。
魚は新しいものを使ってね。
ぬるめのお風呂で30分
最初に水分をとってから、37〜38度のお湯に30分つかるのもよい。面倒くさいというひとは、足湯(膝下か、くるぶしまでを洗面器等でお湯につける。座ってできるのがよい)でもよいのじゃ。これで体があたたまるのじゃよ。
ゆっくりとストレッチを
冷えた筋肉をほぐすようにゆっくりとストレッチをするのもよかろう。特に体の末端・手首や足首のあたりから始めるとよいようじゃ。痛くなるまでやってはいかんぞ。 これならパソコン前でも簡単にできるじゃろう?
たかが冷房病と甘く見ていると、ひどい目にあうのじゃ。気をつけるようにの。
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