◆龍の惑星

リモージュ宇宙の母星系から遠く離れた場所にある惑星。

先代女王が治めていた旧宇宙では女王の統治外にあり、交流もなかった。

女王の世界とは異種族の人々が住み、独特な文化をもつ。

 

惑星上には火龍族水龍族というふたつの種族があり、長いこと敵対関係にあった。

両族のサラパスハは禁じられた恋に落ち、駆け落ちした先が旧宇宙の母星系。

そこで龍族の特殊な能力を活かして先代女王に協力することになる。

アンジェリーク=リモージュの女王試験時に、両者は飛空都市に派遣され、

パスハは王立研究院の責任者、サラは占いの館の占い師をつとめた。

 

そして次期女王が決定した時、二人は龍の惑星へと戻り、

危機に瀕した宇宙の大移動に際して、女王の世界と運命をともにするよう人々を説得。

その努力が実を結び、惑星は無事に新世界へ移動した。

両族も和解し、結婚したサラとパスハがその族長となった。

 

その後、アンジェリーク=コレットの女王試験時にはサラの従弟である火龍族の少年、

メルが協力者のひとりとして聖地におもむいた。

 

OVA2の中巻では、サラとパスハの息子ファルゥが初登場。

ファルゥの3歳の誕生日を祝う、龍の惑星の様子が描かれる。

 

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