◆闇のジェム 〜Gemme ’Noir’(ジェム・ノワール)〜

聖地で第1番目に存在の確認されたジェム

同種のサクリアを持つ守護聖が触れると、反応して深紫色に輝く。

また、人間の強い感情や欲望に触れたとき、発動して超常現象を引き起こす。


辺境の惑星ミルラにおいて発動が確認され、その強大な力に女王は危機感を覚えた。

そこで同じサクリアを持つ、闇の守護聖クラヴィスが現地に派遣される。

当時の様子は、外伝4CDのVol.1においてクラヴィス本人が語っている。


永遠の夜が訪れ、すべてが眠りについた惑星。

彼はサクリアの気配を辿って、ジェムを発動させた人物の元へ辿り着いた。

その手からジェムを取ると、発動は収まり、星は眠りから覚めた。


こうして闇のジェムは聖地に持ち帰られ、

王立研究院の研究員たちによって分析されたのち、

王立芸術院の宝物庫に保管される。


その後、OVA2の上巻で宝物庫を訪れたゼフェルたちが、

不幸な事故により、このジェムを紛失してしまう。

代わりに別なジェムでごまかそうと考えたゼフェルは、

ランディとともにお忍びで惑星ティラントへ向かい、

残されたマルセルがカムフラージュを担当。


その企みは中巻で露見し、聖地をあげてのジェム大捜索がはじまる。

だが結局、宮殿の窓から森の奥に光るものを見かけたクラヴィスが、

散歩中にジェムを発見。めでたく宝物庫に戻される。

同種のサクリア同士が引き合うという仮説を裏づける一例となる。

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